「排泄ケア」について研修を開始しました。
米口施設長は以前から、外部でも多くの研修の講師を務められています。
今回は特別養護老人ホームの職員より「排泄ケアについて勉強がしたい」と要望があり
米口施設長も「その言葉を待ってました」と自ら研修資料を準備し、研修会を行って下さいました。
●あなたはオムツを使用したいですか? 排泄介助をしてほしいですか?
●あなたはどのような排泄介助・配慮をしてほしいですか?
と問いかけられました。
職員の答えはもちろん
「使用したくない」「トイレに行けるから嫌です」「恥ずかしい」「ドアを閉めてほしい」
「声掛けをしてほしい」「プライバシーを守ってほしい」と様々な回答がありました。
ですが誰一人として「オムツを使用したいです」という人はいませんでした。
‘‘ここにご入居されている皆さまも同じ思いです‘‘
そんな米口施設長の言葉にハッとしました。
●おむつについて考える
●パッドやリハビリの性質を知る
●パッドの種類を知る
オムツやパッドについて学ぶ機会と
●正しい使い方
●正しい当て方
●自分たちは専門職として根拠のある選択
●常に‘‘なぜ?‘‘という意識を持つこと
の大切さを教えてくださいました。
最後に、施設の目標の1つである自分や家族がされて嫌な事はしない
自分たちのユニットでしっかり守れているか?実践できているか?
もう一度みんなで話し合ってほしい。
「できない理由を見つける」のではなく「どうしたらできるのか」を常に考えていきましょう
とご教授下さいました。
研修後のインタビュー
★今回の研修を通して、老人ホームだから当たり前ではなく自身に置き換えて考える。
そうする事でして欲しくない事が明確に見えて自身で受けたくないケアを今後どうしていくのか考えさせられました。オムツやリハビリパンツを廃止するに向けて何ができるか?何から始めるか?考えて行動したいと思いました
今後も色々な研修を実施してくださるとの事です。
職員一人一人が正しい知識のもと、専門職としてやりがいを持って
みなさんの支援が出来るよう今後も取り組んでいきたいと思います。