デイサービスの蔭山です。とても心温まるエピソードがありましたので、ご紹介します。
ある日フロアで広告紙を使った箱作りをされていた利用者様。
その様子を興味深く見ておられたお隣の席の方へ、「こうやって折るのよ。」と優しく作り方を教えておられました。すると、教わった利用者様は次のご利用日、「家で練習してきたの!」と手作りの箱を持参してその利用者様や職員にも見せて下さいました。
それ以降も、利用日になるたびにご自宅で練習された箱を持参され「教えてもらったのを折ったのよ。でも上手く出来てないんだけどね。」と見せ合っていらっしゃいます。
今でもお二人は仲良くお話しされながら箱を作られていて、最近では「この折り方だったらきれいに仕上がるよ。」と職員にまでコツを伝授して下さるようになりました。
誰かの『伝えたい』という優しさが、別の誰かの『上手になりたい』という熱意になり、手から手へ、そして心へと繋がっていく、いつの間にか温かい輪が広がっていました。
写真はお恥ずかしいとのことで、カメラ目線ではありませんが、お二人が真剣に箱を作られている瞬間の1枚です。
デイサービスという場所が、ただ過ごす場所ではなく、こうした温かい絆が生まれる場所であり続けられるよう、これからも大切な時間を共に重ねてまいります。