脇の浜居宅 ケアマネジャーの嵐と申します。
居宅のケアマネジャーの仕事ってどんな内容かピンとこない方もおられると思いますので簡単にお伝えします。
居宅ケアマネジャーとは、要介護認定を受けた高齢の方が自宅で介護サービスを受けられるよう、さまざまな支援を行う業務が中心です。
大きな役割として、介護を必要とする方とその家族の相談に乗り、要介護認定の申請手続き代行やケアプランの作成、ケアプランに沿った介護サービスが提供できているかの確認作業を行います。
また、介護報酬を介護保険者へ請求する給付管理などです。
ご利用者が居宅で明るく生きがいのある暮らしを継続できるよう、介護サービスを利用したり、地域の活動にも参加を促すことも仕事の一つです。
これから、担当しているご利用者が行っている活動をお伝えします。
毎年、五月になると端午の節句で正面玄関に五月人形を飾り、皆さんにご覧いただきます。
デイサービス、ショートステイ、ご入居者の皆様もスタッフと一緒に立派な五月人形を見て「迫力あるね、昔は私も飾ってたわ」と笑顔で談笑され和やかなひと時になりました。
担当のご利用者と一緒にケアポート神戸屋上の手作りの菜園にお散歩に行きました。
屋上にはご利用者とスタッフが手作りしている花壇、農園があります。花壇の花はきれいに咲いており、農園はトマトやナス、山椒が植わっていました。
「俺、種植えたんや。大きく育ってほしいな」と笑顔で話されました。
頑張って一緒に育てた野菜をみんなで食べれますように!
ホームセンターに担当のご利用者、デイサービススタッフで菜園の苗を買いに行かれました。
「たくさんありすぎて、どの苗にしようか迷うわ!」と様々な苗を購入されました。
担当のご利用者は以前、洋食店をご夫妻で営まれ、仕事をなさっていた頃の事を思い出話を聞かせて頂きました。
デイサービス利用中、みんなでパンケーキ作りに参加されました。
「うまくできるかな、おいしそうやで、手先は器用なんやけど」と笑顔で作られました。
さて、それでは担当しているご利用者の居宅へ訪問してきます!
訪問先では、ご利用者からいろいろな話を聞くことができます。今まで培ってこられた人生の経験談や、楽しかった出来事、辛かった経験など、感極まる内容のお話も聞かせてくださいます。そんな時、その人となりどんな支援が必要なのかなと考えさせられます。
訪問に行く時、地域住民の憩いの場、けやき広場を通って出発。災害避難場所として指定されており、かまどベンチもあります。また近隣住民の方々が日頃くつろげる場所です。
近隣の住宅にも住民の方々が四季折々のお花を育てており、訪問で通るたびにとてもさわやかな香りがしてくるので癒されます。
また、いろいろな介護サービス、地域の催し物を探しながら、ご利用者が楽しく毎日を過ごせますよう居宅の先輩方と一緒に頑張りまーす!