中原さん、熊本さん入職一年おめでとうございます。
お二人が入職されて早いもので一年を迎えました。
入職初日は、とても緊張され、強張った表情でとても小さな声で挨拶をしていたことを鮮明に覚えています。
そんなお二人ですが、今では梅香園には欠かせない職員として大きく成長してくれました。
中原さんは、今年から一人で夜勤もするようになっただけでなく、行事等の企画を積極的に立案してくれます。ただ企画書を提出するのではなく、一枚の紙で『誰が見てもわかる』企画書を毎回立案してくれます。
また、研修に参加した際は、要点を的確にまとめ、一年目の職員とは思えない素晴らしい報告書を提出してくれます。
企画書・報告書ともに普段からご利用者さんへの観察や業務、研修への目的が明確になっているからこそ、質の高い報告書を作成できるのだと思います。
熊本さんは、いつも明るい笑顔で元気に挨拶をされ、ご利用者さんや職員にとても愛される存在です。
対応が難しいご利用者さんでも、常に耳を傾け、ゆっくりと時間をかけ対応されます。
なかなか経験が浅い職員では難しいことではありますが、日頃よりご利用者さんと積極的にコミュニケーションを図り、よく考察されているからこそ、信頼関係が生まれ、上手く対応ができるのだと感じます。
相手のことを常に思い、尊重する気持ちを持っている熊本さんだからこそです。
お二人はこれから入職2年目を迎えます。
『感謝』あってこそ生きる技術であり、『感謝』あってこそ輝く知識です。
初心を忘れず、『感謝』と想いやりの気持ちをどうか忘れないで下さい。
入職してからの一年間は、新型コロナウイルスの脅威が身にせまり、今までに経験したことのないとても不安な世の中でした。
毎年行われていた法人での入職式も中止となりました。
社会にでるにあたり大切なイベントであり、残念という言葉では足りないかもしれません。
ただこの新型コロナウイルスに苦しんだ経験は、人の気持ちを理解するうえでとても重要だったと思います。
これから仕事を続けていくなかで、思い通りにいかなくても誰かを批判するのではなく、誰かのために力を発揮できるそんな大人になって下さいね。
お二人が梅香園に入職してくれたことに心より感謝し、挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
特別養護老人ホーム梅香園
施設長 米口真人