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2021/04/01
特養職員 中原春陽 ~先輩の背中を追いかけて~

介護職員として働くようになって一年、学ぶことがたくさんありました。学生時代にデイサービスでのボランティアの経験はありましたが、入職した当初は配属先の特養で何をしたらいいかもわからず、先輩職員の方々の背中を追いかけて学んできました。今もこれからも先輩職員の方々の背中を追いかけて沢山のことを学んでいきたいと思います。

元々あまり人と話すことが苦手でコミュニケーションをとることが得意じゃなかった私が、今では自分からご利用者さんに自然と話しかけることができます。また、入職当初は分からないことがあった時、なかなか先輩方に聞くことができませんでしたが、今では分からないことがあったらすぐに聞くことができるようになり、コミュニケーション能力も少しずつですがつけることができました。うまくいかなかったことがあったり、失敗があったり、困ったことがあったり、自分自身が怪我をしてしてしまったりと、この一年間色んなことがありましたが、その度に先輩職員の方々に助けて頂きました。

ご利用者さんは個々に個性があります。入職当初はご利用者さんの顔と名前を一致させるのに必死でした。今は個々の個性を少しずつではありますが、知りながら接することが出来るようになりました。ご利用者さんに話しかけると「あんた誰や」と言われることが多くありましたが、名前を覚えて下さったご利用者さんも増えて嬉しいです。先輩職員との年齢差に最初は不安でいっぱいでしたが、梅香園に入職できて、優しい先輩方に恵まれて本当によかったなと思います。これからも先輩方と一緒に頑張っていきたいと思います。そして、ご利用者さんに『ここに来てよかった』と思っていただけるような環境を作っていけるように頑張りたいと思います。

                                    ◇あとがき◇

「私19歳、松田さん91歳。ひっくり返したら同じや♪」と中原さん。「あんたは根性がある。成長するで。心根が大事や。」と太鼓判を押してくださるご利用者さん。まるで漫才でもしているかのように息もぴったりです。

この一年間、先輩の背中を追いかけてきたという中原さん。とても頼もしく成長し、輝いていました。

車椅子からの移乗も、ご利用者さんの飲み物を手際よく準備する姿も。先輩職員に呼ばれて二人がかりで介助する姿も、どの背中も本当にたくましく、そして優しさを感じました。

これまで辛いことや壁にぶつかったこともあったことでしょう。そうしたことを糧に、今どんな作業をしていても、ご利用者さんの声に反応し、常にアンテナを立て気配りがしっかりできています。その成長の陰には、暖かく見守る春日野リーダーの存在もありました。

ご利用者さんが言います。「まだまだ19歳。根性とちょっとの笑顔があればいい」と。人生の大先輩の言葉には重みがあります。春日野ユニットに訪れた私もシャッターを切りなが思わず大きくうなずきました。

 

中原さんの働く姿から刺激をもらいました。

ご利用者さんんから学ばせてもらいました。

 

中原さんの背中が少し大きく見えた一日でした。

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