平成最後の年の瀬、梅香園恒例の餅つきが12月26日に行われました。
ご利用者さん、職員が一緒になって餅をこしらえました。
厨房さんが蒸した餅米は7キロ。用意した石うすにほわほわのもち米が入ると、ほのかに甘い新米の香りが、蒸気とともに立ち込めました。
杵を手に園長がもち米をこねて「よいしょー、よいしょー」の掛け声があがると石うすにこねる手が入ります。
最初はぎこちなかった合いの手とも、次第に息が合いテンポよく餅をつきます。
ご利用者さんも順番に杵を振るいました。杵を振るう腰の入った姿が、まさに「昔とった杵づか」と思わせる方もいらっしゃいました。
また、なかには「昔を想い出して涙がでそうになるわ。」と仰る方も。
昔ながらの石うすと木製の杵を使って餅をつき、職員がひつつずつ食べやすい大きさに丸めました。なんとその数、約350個! 餅を丸める職員も年々コツをつかみ、なかなかの職人技でした。
ほどよい甘さの温かいぜんざいときなこ、さっぱり味の大根おろしとお出汁でみんなでおいしくいただきました。
今年も一年たくさんの笑顔をありがとうございました。