誕生月を迎える梅香園職員に、米口施設長からプレゼントが贈られるサプライズバースデイ。1年限りの企画も4月から始まってフィナーレに向かいつつあります。1月は、米口施設長本人の誕生月です。
施設長は今月も職員に手渡すプレゼントの準備を進めていました。その水面下では、職員による施設長へのサプライズプレゼント作戦が進行中でした。「施設長の心を揺さぶるプレゼントは何か?どんな食べ物がいいのか?」。グルメな施設長は、よほどの食材でない限り、サプライズにはほど遠いかもしれません。昨秋から職員間で話が持ち上がり、売っているものではなく、気持ちで勝負しようということでまとまりました。
職員の手書きのメッセージを寄せた色紙です。職員の間でひそかに色紙が回りました。日頃なかなか伝える機会がない感謝の気持ち、健康祈願…。日常の施設での写真と共に、2枚の色紙が出来上がりました。
あとは手渡すタイミングです。作戦名は「マル秘ドッキリ『米口施設長のお誕生日など存じておりません』作戦♪」昨年末からかん口令が敷かれました。
1月7日が決行の日。米口施設長の誕生日でした。事務所の職員もそわそわした気持ちを抑えながら、業務に当たっています。施設長の誕生日をみんな知らない体です。決行の時間が迫ってくると、ちょっと我慢できなくなって職員同士目くばせで合図を送ります。
一人の職員が、事前に考えておいたニセの用件で施設長を事務所から呼び出します。その間に、休憩時間を合わせた他の職員が事務所前のフロアに集まります。
モニターで監視する土井管理栄養士 壁にひそむ安川ケアマネジャー
施設長の登場を待つ職員
ニセの用件が長引いたのはやや誤算でしたが、施設長が事務所前に戻ってきたところでミュージックスタート♪
「んっ?」「あれっ⁉何々(・・?」と米口施設長。
んっ? あれっ⁉何々(・・?
野原副主任と荒巻副主任が代表して、色紙を贈りました。
「昨年の4月から、我々職員のために毎月お誕生日をお祝いしていただきありがとうございます。心のこもったプレゼントと職員一人ひとりを見て下さっていることがとても嬉しかったです。今日は職員全員から米口施設長のお祝いをさせて下さい。お誕生日おめでとうございます」。
いつも贈る側ですが、今日はみんなから贈られる側です。
じっと一つひとつのメッセージに目を向ける米口施設長。みるみる顔に赤みが差し、目にうっすらと光るものがみえました。「幸せです」。その言葉にすべて込められていることが伝わりました。
メッセージの一部をご紹介します。「梅香園のBIG BOSS!」「園長の笑顔がご利用さんの人気一番です」「何でも相談できる自慢の上司です」「介護職であることの誇りを持てるようになったのは、私にとっての大きな幸せです。ありがとうございます」「It is not our abilities that show what we truly are,it is our choices.by Albus Percival Wulfric Brian Dumbledre」と英文のものもありました(*^_^*)日本語訳をメッセージを贈った総務職員の香川さんにこっそり教えてもらいました。「どれだけ才能や能力、環境に恵まれていてもそれをどう生かすかが大事になってくる」…なんと深いメッセージ。どの言葉にも職員一人ひとりの思いが込められています。
後日、「48年間生きてきて、あんなに大勢の人にお祝いをしてもらったのは初めてです。秋頃から企画されていたとあとから知りとても嬉しかったです。ありがたいことです」と施設長。
作戦成功です! 職員の方々、チームワークの勝利です。
プレゼンター:梅香園全職員 音楽:香川(総務) 見張り役:安川ケアマネジャー
モニター監視:土井管理栄養士 色紙贈呈:野原副主任・荒巻副主任
『うまい棒・ハッピーターン』
うわぁ~。こんなにたくさん。ありがとうございます。
『ヤンヤンつけボーデコ』
子供たちがとても好きなんです。嬉しいです。ありがとうございます。
『チョコレートケーキ・マカダミアチョコ』
チョコレート好きです。ありがとうございます。
『数の子ハリハリ・サーモン塩辛』
おつまみにいいですね。楽しみにいただきます。
『じゃがチョコパーティー』
ありがとうございます。嬉しいです。
職員のみなさんお誕生日おめでとうございます☺