コロナ禍の前は全部署が総がかりで取り組んでいた「秋祭り」。一昨年から中止を余儀なくされています。今年も全部署で行うことはできませんでしたが、部署ごとで秋を楽しむ催しをしました。
10月下旬に行われたショートステイの「イベント」。のぞいてみると、そこには園総がかりで取り組んでいた頃の秋祭りがありました。
季節柄、コンセプトは「トリック・オア・トリート」。ハロウィンです。ご利用者さんや職員も仮装を楽しみます。そして、たこ焼きに焼きそば作り…。
フロア一帯に、ソースの香ばしい香りが立ちこめ、お祭りムードが漂います。綿あめ機、魚釣り、千本引きも登場し、そこはまるでテーマパークの「舞台」のようでした。ご利用者さんも生き生きとイベントに参加されています。
盛り上がるフロアの傍らで、通常業務を担う職員もいます。それぞれが自分たちの役割をこなし、イベントを支えています。
また、イベントの途中に、事務所の電話が鳴れば即対応、相談員の顔に戻ります。そしてすぐに舞台に戻り、ハロウィンのキャストに早変わりします。ご利用者さんを楽しませたいという思いで、職員一人ひとりがつながっているからこその一体感を感じました。会場には心地良い空気が漂っています。
園全体でもお祭り並みの企画を立てるのは大変です。準備するのは、大変だったのではー。そう質問を手向けてみても、「いやぁ。それほどでは」とさらりと返ってきました。
しかし、日々のチームワークが質の高いイベントにつながっているように思えました。
「ショートステイ」の職員の底力を感じた一日でした。